高橋眼科院

 硝子体内注射

硝子体内注射とは眼球の中の硝子体に薬剤を注射する治療です。
当院では加齢黄斑変性・近視性脈絡膜新生血管・網膜静脈閉塞に伴う黄斑浮腫・糖尿病黄斑浮腫・血管新生緑内障に対して病状をOCT所見などで詳しく精査したうえで適応を判断・説明の上、抗VEGF薬(ルセンティス・アイリーア・バビースモ)を注射しています。これらの病気ではVEGF(血管内皮増殖因子)などの物質が新生血管や浮腫といった病気の本体に深く関わっており、この活動性を抑える抗VEGF薬を硝子体内に注射することで病態の安定、改善を図ります。
この治療は画期的な治療で多くの方の視力・視機能の改善・維持に効果的ですが、治療を行っても再発を繰り返す場合もあります。
注射は清潔下で行うため当院では手術室にて局所麻酔(点眼)で行っています。約5分程度の治療で、眼帯をしてご帰宅いただきます。